スマホで撮った写真は本当に売れる?写真販売の副業で月1万円は現実的?
家でできる副業を探していると、「スマホで撮った写真を販売して収入にする」という方法を見かけました。
特別な資格が必要な仕事ではなく、普段使っているスマホの写真がお金になるなら、私にもできるかもしれません。
でも最初に思ったのは、
「普通のスマホ写真を、本当に誰かが買ってくれるの?」
ということでした。
調べてみると、スマホで撮影した写真でも、販売サイトの基準を満たして審査を通れば、ストックフォトとして販売することはできます。
ただし、写真を数枚登録しただけで、初心者がすぐ月1万円を稼げるような副業ではありません。
月1万円は不可能な金額ではありませんが、最初からそこを目標にするより、
まず写真を登録する → 1枚でも売れるか確認する → 売れた写真の傾向を見ながら増やしていく
くらいの始め方が現実的だと感じました。
高価なカメラを買わず、今あるスマホで小さく試せる。
私が気になったのは、むしろこの部分でした。
スマホ写真販売の副業はどうやって収入になる?
初心者でも始めやすい方法の一つが「ストックフォト」です。
自分で撮影した写真をサービスに登録し、その写真を企業や個人などが利用すると、撮影者に報酬が入る仕組みです。
スマホ写真を販売できるサービスは一つではありません。日本のPIXTAでは、販売基準を満たせばスマホで撮影した写真も販売できます。写真ACにもスマホ写真を投稿でき、ダウンロード数に応じて報酬がたまります。海外ではAdobe StockやShutterstockなどもあります。
サービスによって審査基準や報酬の仕組みが違うため、最初は自分が使いやすいサービスを比較してみるのがよさそうです。
Adobe Stockでは、写真・ベクター・イラストの標準ロイヤリティは33%です。購入者が利用するプランによって実際の報酬額は変わりますが、大容量プランでは1ライセンスあたり最低0.33ドルとなる場合もあります。
ここを見て、私は少し考え方が変わりました。
最初は「写真が1枚売れれば、それなりのお小遣いになるのかな」と思っていたのですが、実際には1枚を高く売るというより、多くの写真を登録し、その中から少しずつ利用される機会を増やす仕事に近そうです。
写真販売で月1万円は現実的?
ここが一番気になるところでした。
仮に1回の販売で100円の報酬が入るなら、月1万円には100回。
300円なら約34回必要です。
もちろん実際の報酬はサービスや購入プランなどによって違うため、この計算どおりにはなりません。
それでも、10枚ほど写真を登録して毎月1万円を安定して稼ぐ、というイメージではなさそうです。
初心者なら、いきなり月1万円を目指すより、
まず10枚、30枚、50枚と少しずつ登録してみて、本当に購入される写真があるのかを見るほうが現実的でしょう。
私はスマホの写真フォルダを見てみると、食べ物や猫、家の中、出かけたときの写真などがかなり入っています。
でも改めて考えると、
「自分が思い出として残したい写真」と「知らない人がお金を払って使いたい写真」は別物
なんですよね。
写真販売というと、きれいな景色を撮影するイメージがありました。
ところが実際には、料理、仕事、住まい、季節、日常生活など、Webサイトや広告の記事で使いやすい写真にも用途があります。
「きれいに撮れたか」だけではなく、誰が何に使う写真なのかを考えることが大切なのだと思いました。
スマホなら何でも撮って販売できるわけではない
ここは始める前に知っておきたいところです。
街中で撮影した写真を、そのまま何でも販売できるわけではありません。
Adobe Stockでは、人物や特定の財産が認識できる写真などでは、内容によってモデルリリースやプロパティリリースが必要になります。また、アップロードした写真はガイドラインに基づく審査を受けます。
人の顔がはっきり写っている写真、ロゴや商品名が目立つ写真、他人の作品などが写っている写真は特に注意が必要です。
私のような初心者なら、最初は
料理や小物、植物、人物が写っていない生活風景など、権利関係を確認しやすい写真から始めるほうが安心だと思います。
「スマホがあれば何でも売れる」という意味ではない、ということですね。
写真販売で収入が出たら税金はどうなる?
副業として考えるなら、税金も無視できません。
国税庁では、副業による収入のうち、営利目的で継続して行うものについては、収入から必要経費を差し引いた金額が「業務に係る雑所得」となる場合があると説明しています。
また、年末調整を受けている給与所得者の場合、給与や退職所得以外の所得が年間20万円を超えると、原則として所得税の確定申告が必要になる場合があります。
ここで少し紛らわしいのが、「20万円の売上」ではないことです。
たとえば写真販売で25万円の収入があっても、必要経費が認められる場合は、それを差し引いた「所得」で判断します。
逆に、所得税の確定申告が不要な場合でも、住民税の申告が別に必要になるケースがあります。
収入が増えてきたら、「まだ少額だから大丈夫」と思い込まず、自分の働き方に合わせて税務署や自治体の案内を確認したほうが安心です。
まずは「月1万円」より「1枚売れるか」を試してみたい
今回調べる前は、スマホにたまっている写真を登録すれば、気軽にお小遣いが入る副業なのかなと思っていました。
実際に仕組みを見てみると、それほど簡単ではありません。
写真を撮り、審査に通るものを登録し、検索されやすい内容を考えながら少しずつ増やしていく必要があります。
その一方で、高価な機材を最初から買う必要がなく、今持っているスマホで始められるのは大きな魅力です。
だから私は、最初から
「月1万円稼ぐぞ」
と考えるより、
「まず10枚ほど出してみて、本当に1枚でも売れるのか」
くらいから試してみるのがよさそうだと思いました。
家でできる副業を探していると、「月○万円稼げる」と書かれているものがたくさん出てきます。
でも今回調べてみて、写真販売は簡単に稼げる副業というより、お金をあまりかけずに小さく始めて、自分に合うか確かめられる副業という印象に変わりました。
スマホの中に写真がたくさん眠っているなら、いきなり収入を期待するのではなく、「自分の写真に需要があるのか」を試してみるところから始める。
それなら、私にもできそうです。
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参考にした公的情報
・国税庁「No.1500 雑所得」
・国税庁「No.1906 給与所得者がネットオークション等により副収入を得た場合」
サービスの公式情報
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